1997年〜2013年
マークは現在でも定番の「ヴェルニライン」を
今までにはなかったエナメル・デニム・ファーなどの素材で作品を作り上げました。
また、日本アーティストたちとのコラボレーションを果たしており、
彫刻家、画家、小説家である草間彌生とは「パンプキンドット」、
美術家である村上隆とは「モノグラムパンダ」「モノグラムチェリー」「モノグラムマルチカラー」「モノグラモフラージュ」といったラインを展開していきました。
ポール・エルバース
2006年〜2011年
ポールはヌメ革にブラックレザーを採用したメンズの定番
「モノグラム・マカサー」を作りました。
こちらはポールが、アフリカ大陸の偉大な王族にインスパイアされ生み出しました。
5年間、マークのもと、ポールがメンズスタジオ・ディレクターを務めました。
キム・ジョーンズ
2011年〜2018年
2011年にルイヴィトンメンズアーティスティックディレクターに就任。
ファーストシーズンでは、マサイをテーマにした「ダミエマサイチェック」を発表し今もなお印象に残る作品を作りました。
また、「クリストファーネメス」や「シュプリーム」、「フラグメント」とのコラボレーションを実現させ世界中の話題の的となりました。
ニコラ・ジェスキエール
2013年〜現在
2013年にバレンシアガのデザイナーを辞任後、
ルイヴィトンのアーティスティックディレクターに就任。
日本での注目も高く、二コラによるルイヴィトンの初コレクション、
その背後にあるクリエイティブ・プロセスを振り返る展覧会が新宿で開催されました。
2016年春夏コレクションでは、日本発のロールプレイングゲーム、「ファイナルファンタジー�将� 」とのコラボレーションで登場キャラクターのライトニングをモデルに起用するなど、日本とのかかわりが深くあります。
ヴァージル・アブロー
2018年ルイヴィトンのメンズクリエイティブディレクターに就任。
ファーストコレクションは2019年春夏、ストリートとラグジュアリーを掛け合わせたデザインが魅力です。
定番のモノグラムのバッグにネオンカラーのチェーンを施すなど、
今までのルイヴィトンにはないバラエティに富んだアイテムを多く作り上げています。
近年では、自身のオリジナルブランド、
オフホワイトやナイキとヴァージルのコラボレーションを果たしており、
ストリート界では誰もが知っているものとなり、
現在のファッション業界には欠かせない一流デザイナーです。
ルイヴィトンが人気の理由
ルイヴィトンはなぜ人気なのかと思った方がいると思います。
ここではルイヴィトンはなぜ人気なのかいくつかの理由を紹介します。
長い歴史
ルイヴィトンの創始者であるルイ・ヴィトンは1821年にフランスのジェラ地方アンシェイ村で生まれました。
両親との折り合いが悪く、青年期になると家を飛び出しパリへ渡り、トランク職人としての仕事を始めます。
マルシャル氏のもとで見習いとして17年間働いた後、トランク職人として重宝される人材となり、自身のアトリエを開きます。
軽い防水加工を施した平らなトランクを発案したことで、さらに需要が高まります。
需要の高まりを受け、何年もかけてアトリエをどんどん拡大していきました。
洗練されたデザイン
ルイヴィトンといえば「モノグラム」「ダミエ」「リバース」などいろいろなデザインがあります。
「モノグラム」はルイヴィトンの定番のラインです。
全商品の売上のうち、60％を占めています。創始者のイニシャルのLとV、花、星を組み合わせたデザインです。
「ダミエ」はモノグラムよりも前に発表された歴史のあるラインです。市松模様が特徴です。
「リバース」はモノグラムのデザインを反転させたデザインになっています。
明るい色がメインとなることで、柔らかい印象にしているのが特徴です。
耐久性
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「モノグラム」「ダミエ」の素材はPVC（塩化ビニル樹脂）が使われています。
空気を入れて使う子供用プールと同じ素材です。
ルイヴィトンで使われる塩化ビニル樹脂は高級ビニル素材なので10年以上使えるほど耐久性はかなり高いです。
普段使う分にはほとんど問題ない素材ですが、長期保管する場合は注意が必要です。
塩化ビニル樹脂が空気中の水分と反応して加水分解を起こし、ベタついてくるので、ひと月に一度は風通しがよく、日光に当たらない場所に出す必要があります。
ブランドとしての意識の高さ
ルイヴィトンは一切の値下げを行っていません。
新品の商品を値下げ価格で買えるアウトレットに流通させるとブランドの価値が下がってしまい、世界的なブランドとしてのイメージが損なわれてしまいます。
そうならないために、ルイヴィトンはアウトレット販売以外のセールなどの値引きも行わないことを徹底しています。
高いブランド力
ルイヴィトンは創業当初からプロダクトアウトというこだわりを守り抜くことで、現在のポジションを獲得しています。
その背景には、4P（Product・Price・Place・Promotion）による徹底されたブランド戦略があります。
製品の価格を守りながら、時代の流行を読んだ最先端の製品を生み出す優れたバランス感覚は、ルイヴィトンだからこそできるブランド戦略です。
そのブランド戦略により、ブランドイメージを維持し続けています。
ルイヴィトンと日本の関係
ルイヴィトンが日本に初めて上陸したのは、1987年です。
そして、現在までいろいろな日本アーティストたちとコラボレーションも行っています。
ここではルイヴィトンと日本の関係について紹介していきます。
ダミエは日本の〇〇？
ルイヴィトンのダミエと聞いてすぐにそのイメージができてしまうほど、ダミエは認知度、人気が高いテーマです。
ダミエとはフランス語で市松模様のことを示しています。
ベージュと茶褐色のボックスを交互に配列したデザインはルイヴィトンの風格を表現しています。
人気のモノグラムも日本の影響？
ダミエと並んで人気のテーマのモノグラムも日本の影響でできたテーマです。
この時代、フランスでは日本ブームが起きていたそうです。
1867年に開かれたパリ万国博覧会に徳川家とともに薩摩藩が参加しており、島津家の家紋の入った品を日本の展覧品として出していました。
それを見たルイヴィトンの関係者が家紋から触発され、モノグラムのデザインを考察したと言われています。
ルイヴィトンのバッグはボロボロでも売れる！
ポケットの中がベタベタ、素材がはがれている、ファスナーが開かないなどボロボロでも売却できるのがルイヴィトンです。
世界的に有名なブランドで圧倒的に需要が高いので買取価格が安定します。
流行に左右されないラインは高額
ルイヴィトンの場合、「モノグラム」「ダミエ」「ヴェルニ」「エピ」などが
需要の高い定番のラインです。
定番の王道ラインは高価買取になりやすいです。
古いモデルも人気
時代に合わせて、毎シーズン新作を発表しているルイヴィトン。
同じ名前のバッグでもマイナーチェンジされていることは珍しくありません。
現在では手に入らないレアモノだからこそ、ニーズが高く、高く売れる傾向にあります。
ルイヴィトンの買取ならブランドバンクにお任せ！
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ルイヴィトンの進化
ブランドの中には、昔から変わらずに
そのデザインを守り抜いてきているものもあります。
ですが、ルイヴィトンは変わらないものもあれば、
時代に合わせて毎シーズン新作を発表し進化をし続けています。
いろいろなものともコラボレーションをしていて、挑戦を続けてきています。
そのような挑戦がルイヴィトンというブランドを築き上げているのではないでしょうか。
