世界中で人気のアパレルブランド「ルイヴィトン」そして「グッチ」。
どちらも日本で女性を中心に愛されているブランドですが、「どちらが高く売れるのだろう」「どちらのほうが格上なの?」と気になる人も多いのではないでしょうか。
今回はルイヴィトンとグッチの歴史や買取相場から両者の魅力に迫っていきたいと思います。
また「ルイヴィトンのシリアルナンバーの読み方を解説!刻印がないものは偽物?」について知りたい方は、
こちらで解説を行っていますのでぜひ確認してみてくださいね。
ルイヴィトンとグッチは両者とも歴史があり、日本のみならず世界的に有名なブランドですよね。
ブランドと聞いて真っ先に思い浮かぶ2つだと思います。
ここでは2つの歴史を紹介していきますのでご覧ください。
ルイヴィトンの歴史
ルイヴィトンの創設者である「ルイ・ヴィトン」は、1921年フランスのジェラ地方アンシェイ村で生まれます。
青年期に家を飛び出しパリへ渡り、トランク職人として重宝される人材となった後、自身のアトリエを開きます。
自身のアトリエを開いた後、軽い防水加工を施した平らなトランクを発案したことで、さらに需要が高まりました。
需要の高まりを受け、何年もかけてアトリエをどんどん拡大させていきました。
グッチの歴史
世界で初めて、商品に品質保証のためにイニシャルGG柄を入れて販売したことから「ブランドの元祖はグッチ」と言われています。
上質な革素材を使いひとつひとつ作られたグッチのデザインは、伝統を守りながらもユニークで革新的なデザインが魅力です。
グッチ一族が手掛けた製品が本当のグッチだと言われ、世界中のコレクターの中で美術品としてオールドグッチの人気が高まっています。
近年、女性に限らず男性にもオールドグッチの人気が高まり、希少価値の高い製品になっています。
海外のハイブランドにおけるブランドグループ
海外のブランドグループを知っていますか?
グッチやルイヴィトンのようにブランド名は知っていても、ブランドグループを知らない人がほとんどだと思います。
ここではブランドグループについて紹介していきます。
LVMH
1987年にルイ・ヴィトンとモエ・ヘネシーの両社が合併して誕生しました。
現在はフランスやイタリア、スペインなどのヨーロッパを中心に60近くの高級ブランドを持つほか、免税店のDFSグループなどを傘下に収めています。
代表的なグループ:ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオール、ティファニー など
ケリング
フランスの流通大手企業体「ピノー・プランタン・ルドゥート」の組織改編・商号変更により2013年に設立されました。
巨大グループとしての総力やリソース、財務上のサポートとシナジー効果により、買収したブランドの成長とグローバル展開をサポートしています。
代表的なグループ:グッチ、バレンシアガ、アレキサンダー・マックイーン など
リシュモン
1988年に南アフリカの実業家ヨハン・ルパートにより持株会社として設立しました。
設立当初の保有はカルティエとロスマンズが中心で、ダンヒルやクロエ/シー・バイ・クロエにも出資を行っていました。
現在、グループは宝飾品・時計、筆記用具、服飾の4部門で構成されています。
代表的なグループ:カルティエ、ヴァンクリーフ&アーペルズ、 Aランゲ&ゾーネ など
高級ブランドとしてはヴィトンのほうが格上
海外のハイブランドの勢力的に見ると、ルイヴィトンのほうがグッチよりも格上であることがわかります。
だからといって、グッチを持つと恥ずかしいわけではないです。
個人の好みに合わせて、好きな方を選びましょう。
ルイヴィトンは買取価格が高い!
「ルイヴィトンとグッチのほうが買取価格が高いの?」と思いますよね。
結果を言えば、ルイヴィトンのほうが買取価格が高いです。
ルイヴィトンの買取価格の相場
商品名 |
買取金額 |
モノグラム ネヴァーフルMM M40995 |
¥196,240 |
ダミエ グレースフルMM N44045 |
¥149,800 |
ダミエアズール ミュルティクレ4 N60386 |
¥25,760 |
※商品の状態によって買取金額は変わります。
ルイヴィトンが高く売れる理由
なぜ今、ルイヴィトンは高く売れているのでしょうか。
ここではルイヴィトンが高く売れる理由を紹介します。
中古市場で需要が高い
海外での需要が高まり、中古市場で流通している商品の数が不足しています。
また、ここ数年で「ブランド品ヴァンテージ」は、ファッショントレンドとして流行になっているため、過去数年と比べて買取価格が上昇しています。
実用性と品質の高さ
例えば、ルイヴィトンのボストンバッグであれば、横長で長方形のフォルムでマチの幅も広く取られており、日用品や衣類まで多くの荷物が収納できます。
サイズ展開も豊富で、小旅行からまとまった日数の旅行までスケジュールに合わせた使い方ができます。
また、ルイヴィトンのボストンバッグに使われている素材は、どれも耐久性に優れています。
エピに使用されているのは、グレインレザーと呼ばれる上質の本革です。
モノグラムやダミエには、キャンバス素材を特殊加工したトアル地というものが使われています。
トアル地には塩化ビニール(PVC)はコーティング加工がされているため、水や薬品に強く、弾力もあります。
ブランドイメージを維持し続けている
ルイ・ヴィトンは一切の値下げを行っていません。
値下げ価格で買えるアウトレットに流通させるとブランドの価値が下がってしまいます。
また、ヴィトンはライセンス品も存在しません。
これらの戦略により、ルイヴィトンはブランドイメージを維持し続けています。
デザインがトップクラスのグッチ
上記からグッチよりルイヴィトンのほうが高く売れることがわかりました。
では、なぜグッチは人気なのでしょうか。
グッチの買取価格の相場
商品名 |
買取金額 |
388926 ショルダーバッグ GGスプリーム |
¥23,000 |
517350 ショルダーバッグ オフィディア |
¥46,000 |
623694 トートバッグ ホースビット1955 |
¥68,000 |
※商品の状態によって買取金額は変わります。
グッチが若い世代に人気の理由
1983年にグッチの創始者であるグッチオ・グッチの息子、ロドルフォ・グッチが他界して以降、お家騒動などの数々のトラブルに見舞われ、グッチは一時期、低迷していました。
1990年代にはトム・フォードがグッチの評判を回復させ、以前のような華やかさと贅沢さを取り戻し、2015年よりクリエイティブ・ディレクターに就任したアレッサンドロ・ミケーレが間違いなくグッチを大きく前進させました。
2017年にミケーレの指揮により過去最高の売り上げを達成したグッチ。
そして、その50%以上は若者のファンたちによるものでした。
現在、80年代や90年代に流行したファッションアイテムが若い人の間で人気となっています。
「ファッションの流行は繰り返す」といいますよね。
昔のデザインをそのまま使うのではなく、現代風にアレンジしたものが若者に受け人気上昇しているのです。
グッチはアウトレットでお得に買える
上記の通り、ルイヴィトンにはアウトレット品がありません。
なので、若い世代の人たちはあまり手を出しにくいものだと思います。
ですが、グッチにはアウトレット品があります。
アウトレットに並んでいるグッチの割引率は様々ですが、正規店で購入するよりも30%〜40%くらいお得になるケースが多いようです。
また、セール期間のときは更にお得になります。
人気アイテムはすぐに売れてしまう傾向があるので、欲しい物を確実にゲットするのは難しくなっています。
グッチやヴィトンを高く売るコツを紹介
上記を見て「グッチやヴィトンの商品を高く売りたい!」と思った方もいると思います。
ここではより高く売るためのコツを紹介します。
表面の汚れを綺麗にする
買取に出す前にブランド品の清掃を行いましょう。
ブランド品の買取を行う上で、買い取り業者がまず初めに重視している点は「査定品が綺麗かどうか」です。
できるだけ綺麗にしてから査定に出したほうが買取価格も上昇します。
ブランド品の製品は、少しの汚れだったら布やタオルで軽く拭き取るだけでも大丈夫です。 例えば、革製品でしたら「汚れ落としに水は使わない」「直射日光に当てない」「ドライヤーで乾かさない」などの注意が必要です。
購入時の付属品を忘れずに
ブランド品の購入時についてくる付属品は、買取の際に一緒に査定してもらいましょう。
査定時に付属品があることで、ブランド品の品質や本物であることが証明でき、買取価格が上がりやすいです。
付属品には例えば、ギャランティーカード、保証書、購入時の紙袋、ブランド品が入っていた箱、キーホルダーなどがあります。
買取専門店のブランドバンクで店舗にお持ち込みいただく場合は、付属品や保証書、箱等があれば一緒にご持参ください。
また、ブランドバンクでは宅配買取も行っており、来店せずとも査定ができますので、ぜひご利用ください。
ブランド品買取実績豊富な店を選ぶ
ブランド買取を利用する際は、複数の買取業者を比較してみましょう。
比較することで、自分にとって得となる買取業者を選ぶことができます。
店舗によって提示してくる買取金額が異なります。
時間が許す限りで構いませんので、ぜひ複数店舗を比較されることをおすすめします。
買取市場で高く売れるヴィトンのアイテム
ヴィトンの中でも高く売れるものを紹介します。
商品名 |
定価 |
買取金額 |
ネヴァーフルPM モノグラム M41245 【換金率:71.5%】 |
¥195,800 |
¥140,000 |
フェイボリットMM ダミエ N41129 【換金率:71.5%】 |
¥118,800 |
¥85,000 |
オンザゴーGM エスカル M45120 【換金率:66.8%】 |
¥334,300 |
¥230,000 |
ブランド品を売るなら今!
ルイヴィトンは海外での需要が高まり、中古市場で流通している商品の数が不足しています。
そのため、買取価格が上昇中です。
また、グッチは80年代、90年代のファッションが若者の間で流行しており、さらに古いモデルの商品は、希少価値があるので更に高く売れることがあります。
なので、もし売りたいブランド品があるのでしたら今売るのがおすすめです。
売る際には今回紹介した高く売るコツを試してみましょう。
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