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2022/12/27

時計好きなら知っておきたい!世界三大複雑機構とは?

腕時計愛好家の皆さんなら「世界三大複雑機構」。
という言葉を一度は聞いた事があるのではないでしょうか? 

構造が特に複雑で作製に高い技術を要す機構をさします。 

今日はそんな「世界三大複雑機構」について詳しく解説していきたいと思います。 

世界三大複雑機構とは?

画像 

機械式時計の中には機構の構造がとても複雑なものがあります。 

別名世界三大複雑機構とも呼ばれる
「トゥールビヨン」「ミニッツリピーター」「永久カレンダー」があげられます。 

これらは機械式時計の機構の中でも最高峰であり、
作り上げるのに大層な技術を必要とします。 

ここからは、それぞれについて詳しく説明していきます。 

「トゥールビヨン」とは?

「トゥールビヨン」は時計の機構の中でもとくに難しいとされています。 

1800年代にアブラアン-ルイ・ブレゲ氏によって開発されました。 

トゥールビヨンとは重力の影響による時計の進みを防ぐ機構になっています。 

様々なシーンによって重力の負荷がかかり、
時計は少しずつ精度が狂ってしまうものですが
トゥールビヨンを搭載した時計は重力の影響で狂う事はほとんど無いとされています。 

「トゥールビヨン」の代表的な時計

ここではトゥールビヨンを搭載した時計を紹介したいと思います。 

トゥールビヨンは難易度の高い機構なため、
搭載したモデルは高価なものがほとんどです。 

タグホイヤーの紹介 

タグ・ホイヤー ( TAG Heuer )は、 スイス の高級 時計 メーカーである。 ドイツ系スイス人 で、 ベルン州 ブリュック ( ドイツ語版 ) 出身の エドウアルト・ホイヤー ( ドイツ語版 ) ( 1840年 - 1892年 )が 1860年 に設立した。 設立当初から ストップウオッチ や、 クロノグラフ といったスポーツ ウオッチ の開発に力を注いでおり、 クロノグラフ の歴史に貢献している。 近年では、 トゥールビヨン や磁気を利用した新たなムーブメントの開発を行っている。 1985年 までの社名はホイヤーであった。

「ミニッツリピーター」とは?

ミニッツリピーターとは、時刻を音で知らせてくれる機構になります。 

ミニッツリピーターでは低音で1時間単位を、
高音で15分単位をさらに別の高音で1分単位を知らせてくれる仕様です。 

一見簡単そうに見えるかもしれませんが、アナログの時計に音を出す機構を搭載する技術は
とても難易度が高く、100を越える専用の部品が内蔵されています。 

「ミニッツリピーター」の代表的な時計

ミニッツリピーターも世界三大複雑機構と
呼ばれるだけに搭載したモデルは高価であることがほとんどです。 

シチズンの紹介 

携帯時計の主流が輸入の懐中時計であった中、シチズンの前身である尚工舎時計研究所によって、1924年に開発された国産の懐中時計がシチズンにとって最初の製品となります。

この時計は、永く広く市民に愛されるように、という思いのもと、当時の東京市長であった後藤新平伯爵により「CITIZEN」と名付けられました。

のちにこの時計の名前を会社名とし、1930年にシチズン時計株式会社が創立されました。

「永久カレンダー」 

永久カレンダーは別名「パーペチュアルカレンダー」とも呼ばれています。 

一般的な時計は毎年、あるいは毎月カレンダーの調整が
必要になりますが永久カレンダーは4年に一度のうるう年さえも自動で調整をします。 

デジタル時計であれば、カレンダー搭載も珍しくはないですがアナログ時計にカレンダーを搭載する技術はとても難易度が高く難しい機構の一つと言えるでしょう。 

「永久カレンダー」の代表的な時計

IWCの紹介 

インターナショナル・ウォッチ・カンパニーInternational Watch Company 、IWC)とは、スイス時計ブランドである。リシュモングループに属する。現CEOはクリストフ・グランジェ・ヘア。

インターナショナルInternational )と略称される。日本の時計業界でも古くから「インター」の通称で知られてきた。

このように永久カレンダー搭載モデルは一目見れば分かる外観をしています。 

グランドコンプリケーションとは?

ここまで世界三大複雑機構について紹介していきましたが
実は「世界7大複雑機構」も存在します。 

  1. トゥールビヨン 

上記記載 

  1. ミニッツリピーター 

上記記載 
  1. 永久カレンダー 

上記記載 

  1. パワーリザーブ 

時計は通常ゼンマイを巻き上げています。 

ゼンマイの巻き上げが少なくなり、
パワーが少なくなってくると、時計の精度は落ち、時間に誤差が生じてしまいます。 

そのため、外部からゼンマイの巻き上げの残量を分かる様に
したのがパワーリザーブ機構です。 

  1. クロノグラフ 

単純にいうと、ストップウォッチ機能を指します。 

  1. レトログラード 

一般的な時計は右回りで針が進んで行き、長針は1時間ごとに、
短針なら12時間ごとに同じ場所へ戻っていきますが
レトログラードは一定の時間を刻むと反対側に戻る複雑機構をさします。 

  1. ムーンフェイズ 

文字盤6時の位置にある窓に月が表示され、新月〜満月を表示している機構です。 

新月から次の新月までが約29.5日ですが、
それをうまく表現しているのがムーンフェイズと言えます。 

ここまでの上記、世界7大複雑機構のうち
2つ以上搭載した複雑時計がグランド・コンプリケーションと呼びます。 

グランド・コンプリケーションは機構の難しさに比例して金額も高価になります。 

パテックフィリップ 

芸術と技術における 究極のチャレンジ 

時計製作の頂点に位置し、時計製作者に究極のチャレンジを挑むタイムピース、それがグランド・コンプリケーションです。
グランド・コンプリケーションは、1839年の創業以来、パテック フィリップの功績の一部をなしています。
1989年に発表されたキャリバー89は、今日にいたるまで世界で最も複雑な携帯時計としての地位を保持しています。
パテック フィリップのグランド・コンプリケーションは、その芸術性と技術性において時を超越した価値を持っています。(公式引用) 

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