数ある高級時計の中でも価格帯がずば抜けて高く、ほとんどが定価1,000万円を超え、
モデルによっては億越えにもなる超高級時計リシャールミル。
「なぜこんなに高いの?」
と疑問に感じている方も多いはず。
そこで今回は、リシャールミルが高価な理由について解説します。
結論として、リシャールミルが高いのは高価な素材だけではなく高い技術力と
ブランド戦略が大きく関わっており、超高級にも関わらず選ばれているのです。
これからお伝えするリシャールミルの魅力を知れば、あなたも納得するかもしれません。
リシャールミルとは
超高級腕時計ブランドとして知られる『リシャールミル』。
販売価格は安くても800万円前後で、億を軽々超える驚きの腕時計が多数存在します。
それだけ超がつく高額な価格設定にはある秘密があることをご存知でしょうか。
それでは、超高級時計ブランド『リシャールミル』の歴史と特徴、
そして超高価格の理由についてご紹介していきます。
ブランドの歴史は意外と浅い
リシャールミル (Richard Mille) は、スイスの高級腕時計ブランドです。
複数の高級ブランドに携わった経験を持つ
フランスのリシャールミル（1951年生まれ）によって2001年に設立されました。
意外かもしれませんが、ブランドとしてはまだ歴史が浅い会社なのです。
急成長を経て超高級ブランドへ
初のリシャールミルの時計『RM 001 トゥールビヨン』は17本限定で
最初のシリーズとして発表されました。
このRM 001に続くRM 002は、チタン製のムーブメントの地板、
「巻き上げ/ニュートラル/時刻合わせ」のポジションを表示する
ファンクション表示機能という2つの特徴を持ち合わせることで
ブランドの世界デビューをさらに後押ししたのです。
また、『腕時計のF1』というコンセプトの下、
最先端のF1マシンや航空宇宙軍事産業から先進素材を取り入れて
超軽量を実現することで、従来の高級時計の常識を覆す革新的なものとなりました
。
『リシャールミル』は時計産業の常識を覆す新素材を用いて
次々に超高額な腕時計を作り出し、
市場価値を高めることで、現在のブランド力を築き上げていったのです。
リシャールミルはいくらで買える？
「そんなにいい腕時計だったら買ってみたい！」とお考えの方のために、
リシャールミルはいくらで買えるかをご紹介します。
しかし、超がつく程の高額な価格設定となっているため、心して読み進めてください。
安くても定価で900万円台
販売価格は、定価で安くても900万円台で、
多くのモデルは1,000万円〜3,000万円、
さらに高額なものであれば数億円するものも存在します。
まさに、他の時計メーカの価格帯とは一線を画すものとなっているのです。
平均単価は2,000万円
実際のものでいえば、チタンを素材とした
『フライバッククロノグラフ デュアルタイム RM11-021』（定価約2000万円）が
該当します。
とてつもなく高額な腕時計です。
しかし、これがリシャール・ミルの普通なのです。
1番高いモデルは2億越え
一番高額なモデルとして有名なのが、サファイアクリスタルを素材とした
『トゥールビヨン サファイア RM56-02』（定価約2億円）です。
これぞまさにリシャールミルの真骨頂と言えるのではないでしょうか。
リシャールミルが高い理由
高級腕時計ブランドの中でも”超”が付く程のハイプライスで有名なリシャールミル。
定価が1000万円を超えるのは当たり前です。
そんなリシャールミルが超高額である理由や人気の秘密について、
３つの点から解説していきます。
高級な素材で作られている
リシャールミルのこだわりは『低負荷』『軽量』という部分にあります。
高級時計でよく使われる素材はステンレススチールを用いられますが、
リシャールミルで採用している素材はチタンやカーボンなどです。
この素材はF1車体や航空機体にも使用されるくらい最先端の素材です。
つまり、部品一つひとつに最高級のものが使われています。
富裕層をターゲットにしている
リシャールミルでは、初めから億万長者をターゲットとしているため、
コストを無視して最上の技術・素材を用いて腕時計が作られています。
例えば、ロレックスでは中所得者〜高所得者層をメイン層としてとらえており、
様々な人のためにデザインされ販売されていますが、
リシャールミルが狙っている客層は全世界のうち0.9%しかいない超富裕層です。
また、この超富裕層は全世界の資産のうち
44%を所持している超お金持ちと言われています。
優れた技術を外注している
リシャールミルでは優れたサプライヤーを見つけ出し、
自社製品を作り上げるために必要なパーツ・ムーブメントを
外注していることが大きな特徴です。
全てを自社製造にせず、一流の技術者やデザイナーに外注し、
最高のものを作り上げており、
必ずしも「自社製造」にこだわらないことも他社とは一線を画しています。
リシャールミルが高いのに売れるのはなぜ？
なぜ超高額な値段にも関わらず、リシャールミルの時計は売れるのでしょうか？
それは、『唯一無二の技術』
そして「巧みなブランド戦略」があったからでしょう。
具体的な理由を解説していきます。
優れた耐久性
リシャールミルの『耐久性』の高さは驚異的です。
耐久性を限りなく向上させたトゥールビヨンモデルは、
見た目の鮮烈なインパクトのみならず
『投げても壊れない』ことでも大きな話題を呼びました。
そもそも機械式時計自体が繊細なモノであり、
衝撃を与えると普通は壊れてしまうという
常識を覆したのがリシャールミルの技術力です。
まさに世界最高峰の技術で作られた
『エクストリーム・ウォッチ』といえるでしょう。
著名人がアンバサダーに
リシャールミルの腕時計は世界中のセレブを虜にしており、
多くの著名人がアンバサダーに就任しています。
リシャールミルのアンバサダーを務める著名人は、
スポーツ選手やレーシングドライバー、
時計に激しいGがかかるプロゴルファーが多く、
そのほとんどが競技中にリシャール・ミルの腕時計を着用しています。
また、リシャールミルの腕時計を愛用している代表的な人物として、
テニスプレイヤーのラファエル・ナダルや、
レーシングドライバーのミック・シューマッハ。
プロゴルファーのバッバ・ワトソンなどがいます。
その他には、アクション俳優のジャッキー・チェン、
ハリウッドスターのシルベスター・スタローン。
日本人では、大御所タレントの郷ひろみ氏や、
ZOZO元社長の前澤友作氏などが挙げられます。
資産価値が高い
一般的に、よく名前が挙がる時計ブランドは、
ロレックス（ROLEX）、パテック・フィリップ（PATEK PHILIPPE）、
オメガ（OMEGA）、フランク・ミュラー（FRANCK MULLER）、
チューダー（TUDOR）などがあります。
特に、ロレックスやパテック・フィリップは安定した人気はありますが、
リシャールミルの売買価格が桁違いに高いため、
リシャールミルの方が資産価値が高いといえるでしょう。
また、近年定価が上がっています。
そのため、リシャールミルの腕時計の資産価値は今後も上昇すると予想されます。
リシャールミルは中古でも高く売れる？
厳選された素材を使用し、超一流の職人によって製造されたリシャールミルは
大量生産ができないため、どのモデルも超高値で取引されるのが一般的です。
そこで、リシャールミルを高く売るためのコツをご紹介します。
売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
人気モデルは定価より高くなることも
人気のモデルは買取市場に出回らず、
希少性があるため中古でも高く売れることがあります。
また、さらに査定額を上げるために、必ず「付属品一式」を用意しましょう。
時計の箱、保証書、説明書といった付属品があれば、大きく買取価格が変わってきます。
専門店でないと相場以下になる可能性がある
売るお店によっては、専門的な知識がなく、
適正な価格をつけてもらえない場合もあります。
リシャールミルの買取価格は、査定を行う店舗によって大きく変わるので、
専門店に査定をお願いしましょう。
また、複数店舗の買取金額を比較することも有効です。
リシャールミルの買取ならブランドバンクにお任せ！
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超一級品のリシャールミルは超高級な腕時計
リシャールミルが高額なのは、高価な素材を使用しているだけではなく、
高い技術力とブランド戦略が合わさった結果から導き出されているからです。
そして、超高級だからこそ、世界の多くの著名人から愛されています。
リシャールミルの腕時計を手に入れた瞬間、
あなたの人生も大きく変化するかもしれません。
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一度、購入をご検討してみてはいかがでしょうか。
