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2022/11/25

【グランドセイコー】と【セイコー】の違いを解説!

皆さんは時計の種類として【グランドセイコー】と【セイコー】があるのをご存知でしたか?

同じ【セイコー】だけどどう違うの?
ほとんど一緒でしょ?」と思っているあなたはぜひ最後まで読んで頂きたく思います。


歴史

セイコー

「セイコー」は約140年もの歴史がある老舗の時計メーカーです。

1969年に世界初のクォーツ式時計のアストロン、
1999年には独自の駆動を採用したスプリングドライブを発売した。

そんなセイコーの歴史を詳しく紹介していきたいと思います。

セイコーの歴史

セイコーの始まりは1881年にもさかのぼります。

ちなみにロレックスは1905年なのでセイコーは更に老舗です。

セイコーの初代は「服部時計店」と言う名前でスタートしましたが、
1892年になると「精巧な時計」を作るために、時計製造工場「精工舎」を設立しました。

そして1913年に国産初の腕時計となる「ローレル」を発売しました。

しかし1973年に関東大震災により建物が全焼してしまいました。

そして1974年、新たなスタートをきるという意味を込めて
「セイコー」が発表されました。

これが「セイコー」の誕生です。

グランドセイコーの歴史

1961年に輸入腕時計の関税緩和が予定されていたので
その前年にスイス高級腕時計に対抗する
国産の最高級腕時計として初代の「グランドセイコー」を発表しました。

その後の歴史は下記にまとめました。

1967年 セイコーの手巻き腕時計「44GS」
グランドセイコー初の 自動巻き腕時計「62GS」

1968年 マジックレバー方式の 高精度自動巻きモデル「61GS」

しばらく停滞

1988年 年差±10秒とも言われる高精度

グランドセイコー初のクォーツ式時計「95GS」

2004年 セイコー独自の駆動方式 「スプリングドライブ」を使ったモデル発表

このようにペースはゆっくりながらも大きな一歩を踏む事で
着実にブランドを成長させてきました。

また2017年まではセイコーの中のグランドセイコーでしたが、
その年を機にグランドセイコーはブランドとして独立をしました。

セイコーとグランドセイコーのちがい

グランドセイコー

セイコーとグランドセイコーは今となっては別ブランドですが、
もともとは一緒のブランドでした。

その為、見た目も似ていると思いがちですが
それぞれ違いは明確でロゴも別物なのですぐに見分けはできると思います。

ここではセイコーとグランドセイコーの違いについて詳しく解説していきます。

ロゴの位置の違い

2017年までは12時の位置に「SEIKO」の文字があり、
6時の位置に「GS」その下に「GrandSeiko」と刻まれていました。

しかし2017年の独立を機にもともと6時の位置にあった「GS」
その下に「GrandSeiko」と書かれていたロゴが文字盤の12時の位置に移動しました。

そして「SEIKO」のロゴは排除されています。

バックル

グランドセイコーのバックルには立体的に「GS」とのみ刻印されているのに
対してセイコーは「SEIKO」と比較的浅い刻印がされています。

またリューズ(時間合わせのネジ)にはグランドセイコーは「GS」と
刻印されているのに対してセイコーは刻印なしです。

価格の違い

セイコーは手ごろな価格で良い品を提供することをコンセプトにしています。

対してグランドセイコーは「高級腕時計ブランド」として
売り出しているので価格には大きな差があります。

グランドセイコーの魅力

グランドセイコー

高級時計愛好家なら一つは所持していると言われるグランドセイコーですが、
多くの人に愛されるグランドセイコーの魅了はどこにあるのでしょうか。

順番に解説していきたいと思います。

高精度である

クロノメーターを超える高精度基準「グランドセイコー規格」(GS規格)です。

高い技術が必要なので職人も限られてしまいます。

平均日差+5〜‐3秒という制度の高さは、6方向の姿勢差に3段階の温度で設定された様々な条件での厳格な検定試験や、日差を少なくするためにメカニカルハイスピードを導入することで日差を極限まで抑えるなど精度を上げるための実験をいくつもしています。

ブランド力

グランドセイコーは国産の高級時計の中でも指折りの時計と言えることでしょう。

実用性が高く機能性も素晴らしい、デザイン性はシンプルで長期に渡って
利用できるデザインなので海外の高級腕時計メーカーに引けを取らない魅力を感じさせます。

また製作には技術力っが必要なので1年での流通数も少なく
その希少性がまた魅了の一つとなっています。

独立を機に新しいタイプも発売

セイコーは、ドレスウォッチの「クレドール」、個性派タイプの「ガランテ」、
高級ビジネス時計の「グランドセイコー」という構成で造られていました。

そのため、グランドセイコーは「ドレスウォッチタイプ」や
「個性派タイプ」の時計は発売することができずにいました。

しかし2017年の独立を機にドレスウォッチやスポーツウォッチなど
デザインの幅を広げることに成功しました。

基本的には宝石をつけるなどの装飾はせずにシンプルで見やすいデザインを追及しています。

そのため現在、セイコーはもちろん「グランドセイコー」も様々なタイプが発売されています。

グランドセイコー

ブランドバンク

グランドセイコーは性能の高さから壊れにくく、人気もある高級腕時計です。

そのため、購入したい人が多く時がたっても高く買い取る事のできる
値段が落ちにくい時計の一つとなります。

ブランドバンクではセイコーならびにグランドセイコーも
日本一高く買い取ります」をモットーに高価買取をしています。

またブランドバンクではリュース品の販売もしています。

ブランドが好きな方のためにお安くお譲りできるように心がけています。

お問い合わせはコチラのページよりお待ちしております。

また好評なYouTubeチャンネルもぜひご覧ください。

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